企業やショップ・ブランドにはイメージカラーやコーポレートカラーというものを掲げているとことが多くあります。その色や形を見ると○○のマークだとか、○○ブランドなど、なんとなくイメージする事ができるのではないでしょうか。
色で与える印象を創り出すことはとても大切な事です。しかし間違った色でアピールをしてしまうと全く意味が伝わりません。
一度は見たことがある有名企業を参考にイメージカラーの実例を上げてみたいと思います。
赤系
赤は意識と情熱を呼び覚まし、活力を生むようなエネルギー満ち溢れた色。
強力な熱を持つ色なので「情熱的で意欲的・活動的」など、前向きな印象を与える点も多くの企業で採用されている理由ともいえるでしょう。
【与える印象】
活動的、情熱、積極的、外向性、闘争心、注意、活気、勇敢、挑戦、生命、革命、力、リーダーシップ
オレンジ系
オレンジはエネルギッシュで創造性や野心などもかきたてる色。
人に好かれ新しい出会いを生み、コミュニケーションを潤滑にし人間関係を活発にさせるとも言われます。
【与える印象】
友情、活力、行動、冒険、陽気、親切、成功、発展、慈善、安定
黄色系
黄は明度の髙く視覚に訴える力の強い色。
明るく、目立つ、元気な感じを伝えることができるため、活動的な印象になります。
また、黒と組み合わせることで注意力を高める色としてもよく使われています。
黄は主として喜びの色であるが、他にも知恵、知力、知性、最も高度な直感力などを引き出す。
【与える印象】
明るい、楽しい、元気、素直、好奇心、幸福、決断、創造、協力、希望
青系
青は心身が落ち着き、リラックスなど感情を抑える色。
こちらも赤同様多くの企業が採用しています。
清潔感、誠実といった安心感を与えることから、世界的にも多くの企業で採用されています。
【与える印象】
清潔、クール、誠実、知的、神秘、調和、知性、清涼感
緑系
緑は鎮静、ヒーリング、平和、冷静をもたらす色。
自然の色であり、初春~初夏の芝草や新葉の薄い緑色から、成熟した森林の深い緑色までありエコ・環境に優しいといったイメージで穏やかさ安らぎをイメージできる。
【与える印象】
穏やか、癒し、健康、休息、安全、安心、信頼、若者
紫系
紫は高貴・気品の反面、神秘的・不安など相対する面を併せ持つ色。
優雅なイメージで象徴的、カリスマ性があり強い力とロマンチックな魅惑の色として魅了することが出来る。
【与える印象】
穏やか、癒やし、健康、休息、安全、安心、信頼、若者
ピンク系
とても優しく愛情溢れる印象の色。
ピンクは実は強いエネルギーを持っており母親が与えるような無条件の愛や、女性らしさを象徴します。
柔らかさや思いやり、繊細さといった女性的な感情を表現するのに適しています。
【与える印象】
かわいい、愛情、好意、慈愛、感謝、女性的、恋、優しい、繊細
黒系
高貴であり、力強いさまを表現できる色。
黒は唯一無二の存在、闇や死をイメージさせるが、使い方によっては権威、気高さ、プロフェッショナリズム、など可能性を無限大に広げてくれる。
強く先鋭的なイメージがあり、ラグジュアリーブランドでは必須の色である。
【与える印象】
高貴、神秘、洗練、優雅、高級、神秘、力強さ、リッチ
グレー系
グレーと一言で言っても幅広く全般的に落ち着いた知的な印象の色。
落ち着いた上品なイメージとクールなイメージを併せ持ち、先進的でスタイリッシュな印象も作ることが出来る。
【与える印象】
落ち着き、保守的、人工的、直感的、産業
色にはそれぞれの意味や印象などたくさんの情報があります。
各色で表現できる印象を使い方によって心理的に人々に与える印象が違ってきます。
有名企業・ブランドのロゴは企業コンセプトに色と形を重ねてデザインされています。
色は無限大で様々表情を見せてくれます。それらをうまく組み合わせて、説得力のあるロゴを作りましょう!
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