Amazonで自社商品を売るには?商品登録も面倒なので教えます

前回の記事に引き続き、Amazonに自社商品を出品する方法を書いています。是非、前回も合わせてお読みください。
お題目は以下の通り。

・尚貴堂はなぜAmazonに出品したのか
・Amazon出品で発生する経費
・時間がかかる出品者登録
・商品登録の前にJANコードの申請を
・商品登録もややこしい
・ようやく出品開始…だが?

前回は出品者登録までを説明したので、今回は商品登録から説明します。

 

●商品登録の前にJANコードの申請を

出品者登録が済んだら、いよいよ商品登録です。登録にはJANコードというものが必要なのですが、ご存知でしょうか。身近なもので説明すると、バーコードの番号のことです。

JANコードは、一般財団法人流通システム開発センター(http://www.dsri.jp/jan)に申請し、登録申請料を支払うことで作成することができます。登録申請料は事業の規模によって変わりますが、尚貴堂は12,960円でした。年商1億円未満の事業であればこの金額です。
さて、このJANコードの申請にも少し時間がかかります。登録申請料の支払いから、約1週間ほどで取得完了です。Amazonの審査を進めている場合、併行して申請しておくことをお勧めします。

ちなみに、当初、私は商品ごとに申請しなくてはならないのではと勘違いしていたのですが、そんなことはありません。
一つのJANコードは最大1000商品に振り分けることが可能なので、一度登録してしまえば1000商品までは追加料金なしで付けることができます。
例えば、尚貴堂のJANコードは458987509。このコードの後ろに001~999までの番号を振り、最後にチェックデジットと言う1桁の数字を加えることで、その商品のJANコードとなります。

 

●商品登録もややこしい

さて、ようやく商品登録です。商品の詳細なカテゴリを選択したり、細かいデータを入力したりと面倒な作業ではありますが、指示に従って入力していけばそれほど難しくはありません。他社の商品ページを参考にしたり、都度都度Google検索をかければ問題ないでしょう。ただ、一つだけ分かり難かったところがあるので、そこだけ紹介します。

登録メニューの「商品コードのタイプ」という欄です。商品コードにはJANコードを入力しているのでJANを選択したいところですが、選択肢を広げてみても見つかりません。これには私も焦りました。
この場合の正解は「EAN」のようです。JANという呼び方は日本独自のものらしく、EANはそJANを指すとのこと。

 

●ようやく出品開始…だが?

審査に時間がかかったり手順がややこしかったりと大変でしたが、以上をもって出品完了です。これで、Amazonで商品を販売することができます。

さて、画像は尚貴堂の商品ページですが、何か違和感を覚えませんか?
そうです、なんとショッピングカードが無いのです。

現在、尚貴堂の商品は画像のような手順を踏まなくては購入できないようになっています。とても残念。
どうやら、新規で出店したショップにはショッピングカードを置いてもらえないようなのです。ちゃんとした取引を継続してAmazonからの信用を得ることで、そのうちショッピングカートを置いてもらうことができるようになるとのこと。登録し始めはこのようになってしまうので覚悟はしておきましょう。

 

以上、Amazonで自社商品を売るために必要な手順でした。ややこしい点が多く、私は出品にこぎつけるまでに随分手こずりましたが、この記事が同じ悩みを持つ人の助けになることを願います。

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