こんにちは、作詞家のMikeyです。
歌は3分間のドラマに例えられることがあります。
そんな短い物語である「歌」、私が書いた歌詞や詩をご紹介していきます。
コロナウィルスの流行の影響で自宅で過ごすことが求められています。
比較的時間に余裕が出てきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
みなさんも、自由に想いを詩に綴ってみるのも良い機会だと思います。
しばらくの間、私が詩を書き始めた頃(小学生)から10代の頃に書いた詩を優先的にご紹介していきますので、よかったら参考にしてみてください。
それでは…
第525回目の今回は、一体どんな物語なのでしょうか…
3分間の物語vol.525「いつかどこかで」
2度と会えなくなって 初めて気がついた
いつしかこの胸の奥まで 占めていた想いに
季節が変わるごとに 切なさが込み上げる
もしあの頃に戻れたならと 儚い夢見て
二人言葉もなくただ空を 見つめ続けた
触れ合うこともなくお互いを 胸に刻んだ
きっと いつかどこかで 違う誰かを愛し
二人で生きた日々も過去(きのう)に 閉ざすだろう
だけど いつかどこかで 同じ空を見たときに
胸に走る痛みを誰も 消せはしない
ひとり車走らせ 向かった冬の海
弱い日射しと冷たい風が 胸にしみる
海が好きだと言った 横顔を忘れない
言葉の意味を初めて知った 遅すぎるけれど
波に戯れる子供のように 無邪気に笑ってた
楽しい時間(とき)だけが永遠に 続くと信じてた
きっと いつかどこかで 似てる影に振り返り
なくしたものの重さにひとり 後悔するだろう
だけど いつかどかで 想いを断ち切って
違う夢で目が覚める朝が きっと始まる
メロディを作る際に歌詞が少々変化している場合があります。
詩は最初に作ったものを掲載しています。
いかがでしたか?
あなたの琴線に触れることができたらこの上なく幸せです。
それではまた!
公開作品の中には、すでにメロディがついて、メジャーで歌われていたり個人的に歌っていたりする物もあります(主なメジャー作品はコチラ)。
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