ニューヨーク・ヤンキースは1901年のア・リーグ創設とともに誕生。本拠地はもちろんニューヨーク、ワールドシリーズ出場回数40回、そのうち優勝は史上最多の27回を誇る超名門球団。日本人選手では、かつて松井秀喜選手やイチロー選手が在籍、現在は田中将太選手が活躍しています。多くの選手や子どもたちにとってあこがれの球団のひとつです。
さて、このニューヨーク・ヤンキースのロゴマーク。
ロゴをデザインしたのは、ヤンキースと同じニューヨークに本部を置く、世界的に有名な宝飾品を手掛けるティファニー(Tiffany & Co.)のルイ・B・ティファニーだったんです。Tiffanyが作ったとは、驚きではありませんか?他にも日本プロ野球のセリーグ優勝トロフィーや、Jリーグ優勝トロフィーもティファニー製なんですよ。意外とスポーツに寄与しているんですね。
しかし、この「NY」のロゴ、、、
実はヤンキースのために作られたものではなかったんです。。。
元々は殉職したニューヨーク警察のジョン・マクダウェル警官に贈られる名誉勲章のメダルとして制作されたロゴだったんです。その後、球団オーナーの一人に元ニューヨーク警察の署長がいたため、ヤンキースのロゴとして採用されました。
ということもあり、「NY」は、ニューヨーク・ヤンキースの略ではなく、「ニューヨーク」の略です。
1877年にデザインされてから、30年以上の時を経てヤンキースのロゴとして採用されたのが1909年、100年以上たってなお、世界中の人々を熱狂の渦に巻き込み、魅了し続けるロゴマークは凄いの一言しかありません。
ロゴマークが時代の流れとともに変化してくことも大事なことですが、いつの時代も愛され続けるロゴマークは、人々の生活に溶け込んでいるのかもしれませんね。
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