こんにちは。
BECKのDX (デラックス)です。
先日、商魂ゼミ Photoshop講座を名古屋で開催いたしました。
あいにく台風が接近しているにも関わらず、たくさんの方にご参加いただきました。
今回のPhotoshop講座は、私の実演講座と題して、実際に私が即興でバナーを作りながら解説させていただきました。
講座の中でちょっと気になったのが、「画像の圧縮」です。
※画像の圧縮について以前ブログでも書きましたので、詳しくはこちら
参加者の方が、Photoshopで画像を圧縮しているため、せっかく作ったバナーがザラザラして荒い。
と困っていました。
・・・。
結論で言うと、非常に勿体無いです。
私は画像の圧縮を決してPhotoshop任せにはしません。
画像の圧縮自体は重要です。そうしないと、サイトが重たくなる原因になりますので、圧縮はちゃんとします。ただ、Phortoshopではやらないです。
画像容量を小さくしたいがために、せっかく高いカメラ、場合によってはセンサーがフルサイズのボディやそれに対応したレンズなどを用意し、お金をかけて、めちゃくちゃく構図や光を考えて撮影し、バナーを作っても、下手な圧縮でバナー画像自体が荒くなってしまっては、本末転倒です。
「そもそも、何のためにやるの?」
「何のためにキレイでシャープな画像を作るの?」
というわけです。
話は少し変わりますが、少し前から「サイトの読み込みスピード」がちょっとした話題になり、
私の友人や知り合いも、躍起になって自分のところのサイトの読み込み速度を検証し、その結果、高圧縮の画像にシフトし、サイトの読み込みスピードを表す評価点がアップして喜んでいる人がたくさんいました。
それはそれで良いと思います。
サイトが重いよりは、軽いほうが良いですからね。
ただ、目的が「サイトを軽くする」に偏りすぎると、とても面白みの無いHPになってしまいがちです。
評価点数満点を意識するあまり、どんどんサイトのクオリティが下がってしまっていないか?というのも、頭に入れておく必要があると思います。
ちなみに、うちのHPは、読み込み速度は非常に早いように設計してありますが、評価点が満点なわけではありません。別にそこ、まったく目指していないので。サイトの読み込み速度が優良かどうかの一定基準を満たしていれば、十分だと考えます。
つまり、「目的」と「手段」、そして、どこまでやるか。というのが大切です。
何事も対策、対策と頭でっかちになりすぎて、策に溺れてしまっていませんか?というのが本日のテーマです。
さて、一枚の画像を用意しました。
上手に撮れたスーツを着用したドレススタイルの男性です。
写真も比較的よく撮れていると思うので、これはこれで別に良いと思いますが、はっきり言って、そこそこ上手なネットショップなら、これくらいは普通にやってきます。
しかし、昨日のPhotoshop講座でもお伝えしましたが、ちょっと工夫してみましょう。
先ほどと同じ写真を使いましたが、差し色に使う「ネクタイ」を登場させました。
そして、平面のバナー画像に対し、デザインで立体的に表現し、写真とネクタイの配置が前後している様子が伺えると思います。さらにこれ、例えばスーツを販売しているお店なら、キャッチコピーも添えることで、同時にネクタイもコーディネイト提案しているバナーに様変わりします。
ちなみにこれ、バナー制作時間にして、5分ほどです。
しかも、テクニックとしても、それほど高度なわけでもありません (解釈には個人差があります)
あ、昨日好評だった 商魂ゼミ Photoshop講座は、あと4回、つまり全5回ほど開催する予定です。来月さっそく、第二回を開催しようと思っていますので、興味のある方はSNSにて告知いたしますので、ぜひご参加ください。
いかがでしたでしょうか?
策に溺れてしまう前に、今一度、「何のためにやるか」を考えてみると、もっともっと素敵なお店になると思いますし、お客様にも喜ばれると思います。
ではまた!
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