作詞は癒やし

誰かを癒やすための言葉は、自分自身も癒やしてくれる。

 

そんな風に思っています。

こんにちは、作詞家のMikeyです。

「作詞家ってどうやってなるの?」
と聞かれるのと同じくらい
「どうやって歌詞を書いてるの?」
と聞かれることが多いです。

どうやって歌詞を書いているのか

最近の作詞家は、先に出来ている曲に合わせて歌詞を書くことが多いです。
「曲先(きょくせん)」と呼ばれています。

じゃあ、その曲はどこからくるのか。分かりますか?
まず作家事務所というところに所属して、そこからもらうコンペに参加することで曲を与えられます。

えっと、コンペって分かりますよね?
たまに「コンペってなんですか」って聞かれるので、一応辞書をひいてみます…

コンペ [1] 〔コンペ ティションの略〕 ① (ゴルフの)競技会。 ② 建築設計の競技。建築などのすぐれた設計案を、複数の設計者の競技により求めること。競技設計。 「コンペ」に似た言葉» 類語の一覧を見る 競合い ゲーム 対戦 争い 競 (三省堂 大辞林より)

競争のことですね。
作詞家は作詞コンペに参加して、そこで採用されて初めて歌詞を世に出すことが出来ます。先に曲が決まっている場合がほとんどで、ジャニーズの曲だと一曲に対して歌詞が何百曲も集まるそうですよ…

ってな感じで、歌詞が採用されるまでのハードルが高すぎて、おまけに最近のコンペの〆切が短すぎて毎日息切れしながら歌詞を書いているので忘れてしまいがちなのですが…

「作詞は癒し」

なんです!
作詞することは自分を癒すことでもあるんですよ。

作詞は癒やし

歌詞を書いていると自分の内面が見えて、歌詞の主人公と自分は(私の場合)全然違うのに「今自分はこんなことを考えてるんだ」と気づいたり「こんな気持ちをわかって欲しいんだ」と感じたりします。

さらに、採用されて作品が世に出ると完成品を聞くことが出来るじゃないですか。
その歌を聞くと「作品が世に出た」っていう喜びと「自分が伝えたい(または言われたい)言葉を歌として聞くことが出来る」感動で心が震えます。

そしてそして、それをコンサートなどでファンが聞いて感動している姿を見ると、本当に、最高に感動するんです!

しかも自分にもその言葉が客観的に届いてすごく勇気をもらえたりするんですよね。

だから、書いているときは必死で辛くてしんどくて苦しいんだけど、やめられないんです。これはやってみないと分からないかも。

歌詞、書いてみたくなりませんか?

それではまた!

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