こんにちは、作詞家のMikeyです。
歌は3分間のドラマに例えられることがあります。
そんな短い物語である「歌」、私が書いた歌詞や詩をご紹介していきます。
それでは…
第582回目の今回は、一体どんな物語なのでしょうか…
3分間の物語vol.582「M.O.P」
柔らかい冬の日差しの中 波打ち際を一人歩く
あてもなくただ生きる意味を 波の狭間に見つけたくて
あんなにそばにいたはずなのに 今はなぜかすごく遠い
愛とか恋で結ばれた日々が 幻ならばせめてよかった
ビンのかけらが波に洗われて いつしか丸くなるように
尖った心も時の中で 癒される日が来るのだろうか
愛が憎しみに変わらないように 何層も何層も涙で包もう
いつか白く輝く思い出に変わるまで
悲しみを包んでよ Mother Of Pearl
無機質に刻まれる波に 消されてゆく足跡のように
この想いも存在さえも 泡となってしまえばいいのに
そんな願いは叶わぬまま 日はまた昇り月は満ちる
時間だけがいつか痛みを 和らげることを祈るだけ
愛も何もかも忘れて 深く深く眠りに落ちよう
目覚めた時に何も思い出せないくらい
優しさで満たしてよ Mother Of Pearl
いかがでしたか?
あなたの琴線に触れることができたらこの上なく幸せです。
それではまた!
公開作品の中には、すでにメロディがついて、メジャーで歌われていたり個人的に歌っていたりする物もあります(主なメジャー作品はコチラ)。
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