写真を撮る目的はいろいろある。撮りたいものも表現したいものも人によって様々である。
フォトグラファーとして今私が目標とし目指していること、それは「アート性の高い作品を作り上げること」です。
10月某日、それぞれ技術を持った友人たちと、撮影会を行いました。テーマは「魔女」。
ただのポートレート撮影ではなく。日常から切り離された空間で、“非日常”を表現したく、色々試みました。
メイクアップ・スタイリング担当、衣装担当、撮影担当に分かれ、試行錯誤しながら6時間もの時間撮影しまくりました。
たくさんの写真を撮ったのですが、その中から数枚。
モデルさんの持っている表情や内に秘めているものを引き出すのも、とても大切なこと。
人から滲み出るエロスを写しとるのも、私は好きなんだと感じた日でした。
エロスと言ったら、バタイユ先生だと教わり、勉強してみようと思います。
フランスの哲学者ジョルジュ・バタイユの著書『エロティシズム』では、真面目に真正面からエロスについて論じている。エロティシズムの本質、意味は何か。美の本質はどこにあるか。
真面目にエロスについて論じる、同じ時代にいたら、一緒に語り合いたかったなと思うくらいです。
今までは感覚中心で写真を撮ってきたが、色々な知識に基づき引き出しを増やした上で、作品づくりに活かしていくことは必要なのかなと思う。写真の技術だけでなく、アートとは?というところからもこれから勉強していかねばと思います。
目指すものや目標の場所までいくためには、やらねばならぬこと、身につけなければならないことがまだまだ沢山。駆け出したばかりで、まだ道半ばにも来ていないくらい。
今色んな経験をさせて頂いていることに感謝して、さらに挑戦をしていきたいと思います!
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