「名古屋の匠 ~Takumi~」Vol.2 異色の経歴を持つ造作工房 その3

 

異色の経歴を持つ造作工房 その1はこちら

 

異色の経歴を持つ造作工房 その2はこちら

 

こんにちは。

Creators View ディレクターのDXです。

 

「造作工房QunQun」編の続きです。

 

 

QunQunの工房に潜入しました!

 

 

 

 

DX:「す、すごい!!完全にこれ、工房ですね!」

 

林:「そうなんです。機材などは少しずつ買い揃えていきました。夜はほぼここにいて作業に没頭しています。」

 

 

 

 

自分の少年時代の記憶を辿って制作したり、雑誌を見たりして刺激をもらいながら、日々リアリティある特撮キャラを作っています。他にもフィギュアなどを制作していますが、小さいものだと数日で作れますが、大掛かりなキャラの場合、半年以上かけて作ることもあります。

 

DXさん、今日はせっかく来ていただいたので、今から「ベジラ」の中に入りますのでぜひ見てみてください!

 

 

DX:「ベ、ベジラ?・・・・。」

 

QunQunオリジナル怪獣「ベジラ」を体感しました。

 

 

林:「これは作るのに半年以上かかりました。で、今から人がこの中に入りますが、これがもう大変なんです (笑)」

 


※ベジラ(怪獣)の足。かなりリアリティがあります。

 

 

ベジラとは「ベジタブルゴジラ」のことで、胴体はヘチマをイメージして作ったそうです。

 

 

尻尾の部分は「大葉」をイメージ。ほんと、よくできています。

 

 

実際に装着してもらいました。

 

 

この日の気温は日中、25度くらいあり、かなり中の人は暑いようです。
これが真夏に装着するとなると、見ているだけでゾッとします・・・。

 

 

QunQunのメンバー数人がかりで装着しています。

 

メンバー:「よいしょ!それ!ぐぬぬぬ。。。」

 

メンバー:「う〜ん、やっぱり首がネックだな〜・・・」

 

DX:「・・・・。」

 

 

〜 そうこうしているうち、10分ほど経過 〜

 

 

 

ベジラが完成しました!

 

体長はおよそ190cmくらいでしょうか。目の前にいると、かなり圧迫感があり、子供だったら泣きだしてしまいそうなリアリティに驚きました。

 

!!!!

 

実際に中に人間が入っているとわかっていても、迫ってこられるとド迫力です。

 

 

この仕事をやっていて良かったことは?

 

自分が作ったものをみて、楽しんでもらえたり、喜んでもらえたり、これ欲しいと言われたことが嬉しかったです。完成したときの喜んでもらえる様子をイメージしながら作っています。
いかに子供が見たときに、泣くほどリアリティと臨場感を出せるか?がテーマですね。それも込みで楽しいです!

 

 

この仕事をやっていてツラかったことは?

 

基本的に作ってるときはツライです(笑)。

教員をやっているこらこそ、時間が取れないことのツラさ、体力的、精神的なツラさ。

明日が仕事だと考えるときは、ツラかった。

作っていると、思い通りにいかないとき、技術の足りなさを痛感し、気づき、成功だけじゃなく、失敗のほうが多いからこそ、悩むし、辛い。作っていて、やり直すことも多いんです。

 

 

最後に、造作工房QunQunの将来のビジョンは?

この活動を通して、社会に造形のもつ魅力をいろんな人に知ってもらいたい。楽しんでもらいたい。
そして、子供はもちろん、大人になっても少年の心を忘れず、無垢な気持ちで感動したり、キュンキュンする気持ちを大切にできるよう、社会貢献していきたいです。

 

 

DX:「林さん、今日はありがとうございました。BECKとしても、今後もQunQunの活動を全力で応援し、支援していきたいと思います。」

 

林:「ありがとうございます!!」

 

DX:「さて、次回の匠~Takumi~をご紹介していただきたいんですが・・・」

 

林:「はい。私の仲間で、漫画家志望のイラストレーターをご紹介します!」

 

DX:「ありがとうございます!次回も楽しみにしてます!」

 

 

〜 名古屋の匠~Takumi~ 第3回をお楽しみに! 〜

 

 

ではまた!

 

 

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https://www.beck-dx.com

 

 

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