こんにちは。
Creators View ディレクターのDXです。
「造作工房QunQun」編の続きです。
QunQunの工房に潜入しました!
DX:「す、すごい!!完全にこれ、工房ですね!」
林:「そうなんです。機材などは少しずつ買い揃えていきました。夜はほぼここにいて作業に没頭しています。」
自分の少年時代の記憶を辿って制作したり、雑誌を見たりして刺激をもらいながら、日々リアリティある特撮キャラを作っています。他にもフィギュアなどを制作していますが、小さいものだと数日で作れますが、大掛かりなキャラの場合、半年以上かけて作ることもあります。
DXさん、今日はせっかく来ていただいたので、今から「ベジラ」の中に入りますのでぜひ見てみてください!
DX:「ベ、ベジラ?・・・・。」
QunQunオリジナル怪獣「ベジラ」を体感しました。
林:「これは作るのに半年以上かかりました。で、今から人がこの中に入りますが、これがもう大変なんです (笑)」
※ベジラ(怪獣)の足。かなりリアリティがあります。
ベジラとは「ベジタブルゴジラ」のことで、胴体はヘチマをイメージして作ったそうです。
尻尾の部分は「大葉」をイメージ。ほんと、よくできています。
実際に装着してもらいました。
この日の気温は日中、25度くらいあり、かなり中の人は暑いようです。
これが真夏に装着するとなると、見ているだけでゾッとします・・・。
QunQunのメンバー数人がかりで装着しています。
メンバー:「よいしょ!それ!ぐぬぬぬ。。。」
メンバー:「う〜ん、やっぱり首がネックだな〜・・・」
DX:「・・・・。」
〜 そうこうしているうち、10分ほど経過 〜
ベジラが完成しました!
体長はおよそ190cmくらいでしょうか。目の前にいると、かなり圧迫感があり、子供だったら泣きだしてしまいそうなリアリティに驚きました。
!!!!
実際に中に人間が入っているとわかっていても、迫ってこられるとド迫力です。
この仕事をやっていて良かったことは?
自分が作ったものをみて、楽しんでもらえたり、喜んでもらえたり、これ欲しいと言われたことが嬉しかったです。完成したときの喜んでもらえる様子をイメージしながら作っています。
いかに子供が見たときに、泣くほどリアリティと臨場感を出せるか?がテーマですね。それも込みで楽しいです!
この仕事をやっていてツラかったことは?
基本的に作ってるときはツライです(笑)。
教員をやっているこらこそ、時間が取れないことのツラさ、体力的、精神的なツラさ。
明日が仕事だと考えるときは、ツラかった。
作っていると、思い通りにいかないとき、技術の足りなさを痛感し、気づき、成功だけじゃなく、失敗のほうが多いからこそ、悩むし、辛い。作っていて、やり直すことも多いんです。
最後に、造作工房QunQunの将来のビジョンは?
この活動を通して、社会に造形のもつ魅力をいろんな人に知ってもらいたい。楽しんでもらいたい。
そして、子供はもちろん、大人になっても少年の心を忘れず、無垢な気持ちで感動したり、キュンキュンする気持ちを大切にできるよう、社会貢献していきたいです。
DX:「林さん、今日はありがとうございました。BECKとしても、今後もQunQunの活動を全力で応援し、支援していきたいと思います。」
林:「ありがとうございます!!」
DX:「さて、次回の匠~Takumi~をご紹介していただきたいんですが・・・」
林:「はい。私の仲間で、漫画家志望のイラストレーターをご紹介します!」
DX:「ありがとうございます!次回も楽しみにしてます!」
〜 名古屋の匠~Takumi~ 第3回をお楽しみに! 〜
ではまた!
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