アイディアを整理する場所/私のお気に入りを教えます

アイディアが形になるまでと言う記事で、アイディアの整理には、まず紙とペンで行なうと話しました。私は、このぼんやりとしていたアイディアが徐々に形になっていく工程が大好きで、暇さえあればノートを開いて頭の中を整理します。この作業は紙とペンさえあれば良いので場所を選ばないのですが、それでも気に入っている場所というものはあります。それは図書館。たいていの図書館には自習室のような場所が備わっているので、そこで作業しています。では、図書館はどのようなところが気に入っているのか。ざっと説明しましょう。

1、静かな空間

頭の中のアイディアを紙面に落とし込む作業というのは、言わば自分との対話です。そのため、私は周囲の雑音はできる限り減らしたいと思っています。その点、図書館は静寂をよしとする場所ですので、とても都合が良いのです。
一方で、例えば喫茶店も作業がしやすい環境として挙げられがちですが、周囲のお客さんの会話がノイズとして入って来て集中を妨げるため、私は好んでいません。自宅も家族がいるときは同様です。

2、誘惑がない

私は食べることが好きなので、自宅にいるとついついお菓子に手を伸ばしたくなってしまいます。しかし、図書館内は飲食禁止であることが多いので、そういうわけにはいきません。この不自由さも余計なノイズを省くという目的に一役買ってくれています。
また、自宅のように快適なネット環境にあるわけではないので、ついついyoutubeなどに手を出すなんてこともありません。お陰でとても集中できます。

3、集中しなければならない環境がある

図書館の自習室で作業するわけですから、周囲には受験勉強をしている学生や、資格試験のための勉強をしている社会人で溢れています。そのような中にいると、自分も作業を進めなればならないという圧力のようなものを感じるため、スムーズに作業に入ることができるのです気持ちになるというもの。自宅にいるときのように、ダラダラ過ごそうなんて気持ちはどこかへ行ってしまいます。

4、なんと言っても無料

当然、図書館内の自習室などは無料で利用できます。こんなに素敵な環境なのに無料で利用できるのですから利用しない手はありません。
以上、私が図書館を気に入っている理由をざっと説明させていただきました。私の場合は、ノートに書き込む作業をするために利用するのでどの図書館でも構わないのですが、大きい図書館では、パソコンを持ち込んで作業することができる場合もあります。少し前にノマドワーキングなどという言葉が流行りましたが、そういった方にも利用価値があるのではないでしょうか。「図書館なび」というサイトがPCの利用可否や電源の有無なども含めて情報を網羅しているので、気になりましたら近場の図書館を調べてみることをお勧めします。図書館、本当にオススメです。
さて、蛇足ではありますが、この場を借りて私が気に入っている図書館を一つだけ紹介しましょう。
宮城県にある「多賀城市立図書館」です。昨年は宮城県に住んでいたので頻繁に行きました。TSUTAYAさんが経営している図書館で、とにかく内装が綺麗。スターバックスが併設されているため、そこで購入したコーヒーを持ち歩きながら館内で読書することもできるという点も素敵でした。
中でも一番のお気に入りポイントは、閉館時間が遅いということ。17時に閉まってしまう図書館なんてざらにありますが、この図書館は21時閉館。併設のスターバックスは23時まで営業しているのです。筆が乗ってくると途中で止めるのがもったいなくなってしまうので、閉館時間を気にせずに作業できるという点はとても魅力的でした。
この記事を書いている時点では、TSUTAYA経営の図書館は全国に3店舗しかないはずなので、単純に観光目的で訪れても楽しめると思います。是非。

ライター:大橋 尚貴 について

https://creators.view.cafe/ohashi_naotaka/

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